スウェーデン式 『ナチュラルハウス』で快適生活
ストックホルムのIngaröにある、以前サマーハウスだった家を改修して作った家『ナチュラルハウス Ingarö 』の見学会に参加しました。
足を踏み入れると、開放感に溢れた庭が広がっていて、ガラスの壁内は、ほんのりと暖かく快適。ガラスの外壁は、家を風や雨、さらに寒さもしのげます。ここでは、4 月から 10 月まで家のデッキで食事を楽しむこともできるそうです。
また、自然循環できる家を目指して、独自の汚水処理システムが設置されています。トイレは、尿と便を分離しており、尿は精製して、温室内で栽培ベッドの肥料として利用、大便はミミズを使って腐植土化されています。
ここでできた肥料は、果物や野菜、植物などに利用されています。自給自足の生活を目指し、アプリコット、アーモンド、イチジク、ぶどうなども栽培されています。温室である以上、夏の間は温度がぐっと上がり、ガラス内が高温になってしまう場合もあるそうですが、日よけのオーニングを利用し、熱の流入を抑えています。
冬の長い北欧にはメリットある温室ハウス。省エネや快適性を求めて、私もこのような家を作ってみたいと思いました。