ストックホルムのCitybananプロジェ クト見学会
ストックホルムの大規模プロジェクト Citybanan （シティバーナン）は、南部地域から北部にかけて新規に構築される鉄道計画です。特に注目されているのが、一部水中を走るトンネルです。
2014年、ストックホルム最大の島ソーダーマルム地域からリッダーホルメンという島までの間に、トンネルが沈められました。事業を総括している交通局は、トンネル内にレールを敷くまえに、住民向けの見学会を開催しました。
特に印象に残ったのは、トンネルが湖の下になった付近でのアトラクション。人や魚が泳いでいる様子や、潜水艦が潜っている様子などが、プロジェクター によってトンネルの両脇に映しだされました。さらにトンネル全体が、ブルーカラーでライトアップ され、いかにも水の中にいるような雰囲気を作り上げていました。
トンネル内では、プロジェクトに携わったエンジニアやスタッフが、市民からの様々な質問に対応。この見学会は、市民がプロジェクトに関して理解を深める良い機会となりました。
